『消えゆくスピナーベイト / The Vanishing Spinnerbait』
なかなか興味をそそられるタイトルw
実はこれ・・・
先月号くらいの「バスマスター マガジン」に掲載されていた、とある記事のタイトルなんです。
ここ最近、バスマスターやFLWなどのトーナメントにおいて、『スピナーベイト』を使用する選手がめっきり減ったけど・・・、今一度そのスピナーベイトの有効性について考え直してみましょうよ・・・、っていう記事。
たしかに、各試合の後に発表される上位選手の「ウィニング ベイト」に、スピナーベイトが登場することはめっきり少なくなったように感じますし・・・、各メーカーから発表される新製品に、スピナーベイトの新製品が発表されることも少ないような気がします。
また、実際に試合でスピナーベイトを使う人も、かなり減ったって話もよく聞きますしね・・・。
じゃあ、スピナーベイトはもう「時代遅れ」なルアーなのか?
これに異を唱えるのは、レジェンド「リック クラン / Rick Clunn」。
この記事の中で、リック クランは・・・
・最近の若いプロは、スピナーベイトよりもスイムベイトを好んで使う傾向があるが、ブレードから発せられるフラッシングを忘れちゃいけない。
・スピナーベイトはバーサタイルなルアーなのに、そのことに皆気付いていない、もしくは忘れている。
などなど・・・、スピナーベイトの有効性を丁寧に説いていきます。
そんな記事の中で、個人的に一番「おおぉっ!」・・・ってなったのが・・・
『自分はウィロー ブレードよりも、コロラドやインディアナ ブレードのスピナベを使って、これまでに多くのデカバスを釣ってきたし・・・、過去にウィロー ブレードで6ポンド以上のバスを釣ったことが無い』
っていうところ。
しかも・・・、バスマスター クラシック史上で「二番目」にデカいレコード バスは、2006年にフロリダの「レイク トホ」でリック クランが釣った10ポンド10オンスのジャイアント バス・・・、その時のルアーは、ラッキー ストライクから出している彼がデザインしたスピナベ『トリックスター』であった、っていうところ・・・。
『リック クラン トリックスター / Rick Clunn Trickster Spinnerbait』
このスピナベの最大の特徴は・・・
なんといっても、この縦長のドロップ型ブレード。
彼が好む大きな「水押し」と、フラッシングとを両立した、ユニークなブレードです。
また、記事の中で、リック クランはブレードの大きさに対しての、ヘッドの大きさやウェイト、形状の重要性も説いているんですが・・・、この「トリックスター」に設定されているウェイトは『1/2オンス』のみ、・・・っていうのも、なかなか興味深いところ。
おそらくこのウェイト設定も、彼ならではのコダワリなのでしょう。
さらにさらに・・・、トリックスターのカラーラインナップは、今の所「ホワイト」と「チャート/ホワイト」の2カラーのみ。
「スピナベはこの2カラーさえあればOK!!」・・・っていう、これまた彼のコダワリなのか?
その答えは・・・、是非ご自身の手でお確かめ下さいw
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